
コラム
Column
2025.09.10
『AI時代の営業は「これ」だけ!』は“AIで時間をつくり、人で勝ち切る”を地図にしてくれる本 | 書籍紹介

どこが“使える”の?
具体例が多く、今日から動けるのが魅力です。
- 準備が一気に片づく:ターゲットの当たり付け、関心仮説、初回メールや通話台本の“叩き台”までAIで一括生成。
- 会話の質が上がる:AIの案を土台に、相手の言葉に合わせた表現へ人がチューニング。微妙な温度感は人の仕事。
- 振り返りが回る:録音・議事録→要約→受失注要因のタグ化→台本更新、という改善ループを仕組み化。
要は、面倒な反復はAIに任せ、現場の“勘どころ”に人の時間を集中させるだけ。これだけで成果の出方が変わります。
読みどころ(現場に持ち込めるパート)
- インサイト設計:顧客の関心仮説をAIで大量に出し、現実に合うものだけ残す。
- 台本づくり:初回トークの型はAIで組み、追い質問テンプレは人の経験で磨く。
- 反論処理:「よくある異議」への返しをAIで多視点に案出→自社文脈に一本化。
- 提案書の時短:議事録→要点→骨子→ストーリー化を半自動化。最後の表現だけ人が仕上げ。
書誌情報(抜粋)
- Amazonで購入する(Kindle/単行本)
- 書名:AI時代の営業は「これ」だけ!
- 著者:大塚 寿
- 版元:秀和システム
- 刊行:2024年9月28日
- 判型・頁数:256ページ(単行本)
- ISBN:978-4798073859
こんな人に刺さる
- 新規開拓~商談までの“前工程”に時間を取られがちな営業・マネージャー
- テレアポ/インサイドセールスのスクリプトを継続改善したい運用担当
- 提案型営業で資料化・要約に追われるプリセールス/PM
読んだらすぐ試すミニ手順
- Step1:前工程をAIで短縮…顧客セグメントを決め、初回接触文面3パターン+通話台本の叩き台+追い質問10個をAIで出す。
- Step2:会話で磨く…実際の通話・面談で反応を確認し、“刺さった言い回し”を残す。
- Step3:仕組み化する…録音/議事録を要約→受失注の要因をタグ化→台本を更新。小さく回して改善速度を上げる。
まとめ
営業の成果は「量×質」。AIは“量”を押し上げ、人は“質”を引き上げる。その分担を現場に落とす“使い方の地図”として、この本はちょうどいいサイズ感です。肩肘張らず、まずは一工程だけAIに任せてみてください。そこから回り始めます。
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→ シナリオに沿った自然な会話で「ガチャ切り」されにくく、成果につながりやすい。 - 会話ログを自動保存・データ活用
→ CRMやSFAにそのまま連携し、次回アプローチや商品改善に活用できる。 - トーク品質が均一
→ 担当者による「当たり外れ」がなく、常に安定した会話を提供。 - 新人教育が不要
→ AIが一次接触を担うため、研修や教育にかかる時間・コストを削減。 - 人間とのハイブリッドが可能
→ 一次接触〜アポ獲得をAIに任せ、関係構築や商談は人間が担当することで、営業力を最大化できる。
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