2025.09.03
自動架電システム・テレアポAI人気6選徹底比較|料金・機能・メリットを解説 | 2025年版

オートコールシステムとは
オートコールシステム(自動架電装置)とは、あらかじめ録音した音声を利用して、
特定の電話番号リストに一斉に発信できる仕組みです。従来のアウトバウンドコール業務では、
オペレーターがリストを見ながら1件ずつ手動で架電していましたが、時間や労力がかかる割に
「成果が上がりにくい」「心理的負荷が大きい」といった課題がありました。
オートコールシステムを導入すれば、こうした作業を自動化できるため、
業務効率化やコスト削減はもちろん、オペレーターの負担やストレス軽減も期待できます。
本記事では料金や機能、導入メリット・注意点を整理し、営業効率化や人件費削減、アポイント率向上に役立つ最適な選び方を解説しております。導入検討の参考にしてください。
比較表
本記事で紹介する自動架電システム・テレアポAI6サービスについて、特徴や得意分野、料金の目安を一覧で比較できる表をまとめました。
導入を検討する際には、自社の利用目的や予算に合ったサービスを見極める参考にしてください。
サービス名 |
得意分野 |
特徴・注力ポイント |
料金目安 |
AIテレサポ |
✔ 営業電話(セールス)
✔ アポイント獲得 |
商談獲得型に強く、一次対応をAIが担い人にバトンタッチする仕組み。 |
6ヶ月120万円(約8万コール)
1コールあたり約15円〜 |
InfiniTalk(インフィニトーク) |
✔ 予約確認やキャンセル防止
✔ アンケート調査・顧客満足度調査 |
多機能型でクラウド/オンプレ両対応。幅広いコールセンター用途。 |
月1万円〜(クラウド版)
席数により変動 |
Autocalls.ai |
✔ アンケート調査・顧客満足度調査
✔ イベントやセミナーの集客・リマインド |
多言語対応&大規模同時架電が得意。海外展開やスケール重視に最適。 |
月$27〜$355
分数超過は従量課金 |
nocall.ai |
✔ DM送付後のフォローコール
✔ インサイドセールス・ヒアリング |
ChatGPTベースで自然な会話に強い。BtoB営業やヒアリング重視に向く。 |
ベーシック/エンタープライズ
※料金は非公開(要問い合わせ) |
Media Voice(メディアボイス) |
✔ 督促連絡や支払い案内
✔ アンケート調査・顧客満足度調査 |
IVRベースで定型業務や通知・調査など大量発信に強い。 |
初期5万円〜
月3万円〜 + 従量課金 |
AIテレアポくん(teleapo.ai) |
✔ 営業電話(セールス)
✔ イベントやセミナーの集客・リマインド |
アポ取得特化。リアルタイム対話で即アポイント設定に強い。 |
料金非公開
※要問い合わせ |

特徴
- ノーコードでAI電話エージェントを作成可能
専門知識なしに「電話ロボ」を設計でき、100以上の言語に対応。
- インバウンド・アウトバウンド両対応
自動発信・自動受電を一手に担う万能AI。
- 高い同時架電性能
一つの番号で50件以上の同時架電が可能。瞬時に大量発信。
- ナレッジベースとの統合
PDFやWebサイトを読み込ませ、自然な会話フローを構築可能。
- 豊富な外部連携
CRMやカレンダーなど250以上のツールと接続し、自動化を実現。
料金
- Starter: $27(通常$34)
・120分含む/超過$0.20/分
・同時架電3件/音声クローン1/実行900回
・入門用プラン
- Pro: $103(通常$129)
・700分含む/超過$0.16/分
・同時架電10件/音声クローン5/実行10,000回
・中小企業向け
- Agency: $199(通常$249)
・1,700分含む/超過$0.09/分
・同時架電500件/音声クローン10/実行100,000回
・大規模利用向け
- Agency White-Label: $355(通常$419)
・3,500分含む/超過$0.09/分
・同時架電1,000件/音声クローン無制限/実行無制限
・自社ブランドでの運用可
架電方法
- アウトバウンド(自動発信)
リストに基づき、大量の一斉発信が可能。
- インバウンド(自動受電)
問い合わせなどをAIが応答し、人の代わりに対応。
- プロンプトベース設計
No-code UIで会話フローや応答を自在に設計可能。
- 人間への転送
複雑な案件や判断が必要な場合は、オペレーターへ自動転送。
メリット
- 導入が速い
数分〜数日で稼働可能。プログラミング不要。
- 高い同時架電性能
多数の同時発信に対応し、待ち時間を大幅削減。
- 多言語対応
40言語以上に対応し、声のクローンも利用可能。
- 自動化の幅広さ
CRM、カレンダー、Webhookとの連携で架電後の処理も自動化。
- 安心のセキュリティ
GDPR準拠、ISO準拠、SOC2取得中で安心して利用可能。
注意点
- 従量課金リスク
分数超過で料金が跳ね上がる可能性あり。利用量の見積もりが必須。
- 設計の手間
自然な会話を実現するにはプロンプト設計やナレッジ構築が必要。
- モバイル非対応
Webベースのみで、外出先からの利用はやや不便。
- 高コスト化リスク
大規模利用では費用が大きくなるため、ROI検討が必要。
- ✔ アンケート調査や顧客満足度調査
- ✔ イベントやセミナーの集客・リマインド
→ 多言語対応&大規模同時架電が得意。海外展開やスケール重視に最適。

特徴
- AIが自動で顧客リストに架電
興味を示した見込み客のみを人間の営業担当へ転送するハイブリッド型。無駄な架電を削減し、営業効率を向上。
- 自然な会話
声の抑揚を備えた自然な会話で“ガチャ切り”を防止し、顧客に違和感を与えない。
- 24時間365日稼働
留守電や休日対応もAIが自動処理。
- データ活用
会話ログや結果データを自動記録し、営業全体に活用可能。
料金
- 6ヶ月プラン
料金:120万円 / コール数:約8万コール
1コールあたり:約15円〜
- 3ヶ月プラン
料金:45万円 / コール数:約21,250コール(※15%の不通・不在を考慮)
1コールあたり:約18円~
架電方法
- アウトバウンド自動架電
AIがリストに基づき架電し、人間の録音を活用して自然な会話を展開。
- リアルタイム反応判定
興味のある顧客のみを人間オペレーターに転送。
- ログの自動保存
会話データを分析し、継続的な改善が可能。
メリット
- トークスクリプト作成が柔軟
商材やシナリオに合わせて柔軟にスクリプトを調整可能。
- 手厚いサポート体制
オンラインMTGやチャットでの相談が可能で、導入後も安心。
- 人件費最大90%削減
従来の人力テレアポに比べ圧倒的なコストパフォーマンス。
- アポイント獲得率の向上
自然なトークで接続精度が上がり、成約率アップに直結。
- 品質の均一化
担当者のスキル差に依存せず安定した品質を実現。新人教育低コスト。
- 営業の効率化
一次対応をAIに任せることで営業担当はクロージングに集中可能。
- データドリブン改善
会話ログや結果分析を通じ、スクリプトやリストを最適化。

注意点
- コール数=成果ではない
成果保証はないため、適切な成果指標設計が必要。
- 成果ゼロでも費用発生
ROIを意識したリスト・スクリプト設計が必須。
- 案件の質に依存
ターゲットやトークシナリオ次第で結果が変動。
- 長期利用でコスト最適化
短期でも検証は可能だが、単価効率を高めるには6ヶ月以上が望ましい。
得意分野
→ 商談獲得型に強く、一次対応をAIが担って人にバトンタッチする仕組み。

特徴
- 生成AIによる自然な会話
ChatGPTなどの最新生成AIをベースに、シナリオを超えた柔軟な会話を実現。まるで“会話の息遣い”が聴こえるような自然さ。
- 大規模一斉架電
1件から最大5,000件までスケーリング可能。
- 即時架電対応
リード獲得からわずか1秒で架電開始。商談チャンスを逃さない設計。
- 効率化機能
会話中の割り込み対応、発話速度調整、留守電・無音検知による自動終了機能などを搭載。
- リアルタイム日程調整
Googleカレンダー連携で通話中に空き時間を提案し、予定を即登録可能。
- 会話ログ管理
通話の再生・文字起こし機能で振り返りや分析も可能。
- 柔軟なプロンプト設計
自社ニーズに合わせたカスタマイズ、目標プロンプト設定による会話抽出に対応。
用途
- ヒアリング業務
課題や要望を深掘りしつつ丁寧に会話を進める設定。
- インサイドセールス
資料請求後の即時コールや自動営業トリガーに最適。
- 休眠顧客の掘り起こし
予約リマインダーやイベント案内など定型業務を効率化。
- 契約後確認(後確)
BtoB/BtoCを問わず幅広い業務に活用可能。
メリット
- 高い自動化率
業務の98%を自動化、着電率が3倍に向上。
- レスポンス速度の劇的改善
架電までの時間が「3時間→1秒」に短縮。商談件数が1.5倍に。
- 圧倒的な効率化
架電数5倍増、反応率30%上昇、着電対応の工数95%減。
- 多業種での実績
不動産・小売・人材など幅広い業界で導入済み。
- 導入スピードの速さ
5〜7営業日で運用開始可能。
注意点
- 料金体系は非公開
ベーシックとエンタープライズの2プランのみ公開。詳細は問い合わせが必要。
- 設計工数の必要性
多機能ゆえにプロンプト設計や運用設計に工数がかかる。
- 多言語対応は開発中
グローバル展開を考える場合は事前確認が必須。
- セキュリティ基準の確認が必要
通信暗号化や個人情報のAI学習不使用は明示されているが、認証基準は要確認。
得意分野
- ✔ DM送付後のフォローコールやアポイント確認
- ✔ インサイドセールス・ヒアリング
→ ChatGPTベースで自然な会話に強い。BtoB営業やヒアリング重視に向く。

特徴
- クラウド型ASPのIVRサービス
受付業務、督促、アンケートなど電話に関する業務を自動化。オーダーメイドのIVR構築にも対応。
- 圧倒的な稼働安定性
月間最大600万コールを処理、システム稼働率100%の実績。
- 操作性が高い管理画面
シンプルなUIで直感的に設定可能。導入直後から現場運用に馴染みやすい。
料金
- あふれ呼IVR(折り返し受付)
初期費用:¥50,000〜 / 月額:¥30,000/窓口 / 従量:¥20/件
- オートコール
初期費用:¥120,000 / 月額:¥80,000〜 / 通話料:固定 ¥15/コール(3分換算)、携帯 ¥25/コール(1分換算)
- 自動受付IVR(24時間対応)
初期費用:¥50,000〜 / 月額:エントリー ¥10,000/窓口、標準 ¥50,000/窓口 / 従量:エントリー ¥100/件、標準 ¥50/件
- CSアンケートIVR
初期費用:¥50,000〜 / 月額:¥50,000 / 従量:¥20/件
- オンプレミス型基本パッケージ
¥250,000 + チャネルライセンス(¥25,000/チャネル)
架電方法
- オートコール機能
大量リストへの自動発信が可能。営業案内や督促、調査などに対応。
- 柔軟なIVRフロー構築
例:あふれ呼IVRで折返し予約 → 自動受付IVRで応答、といった複合運用も可能。
メリット
- 業界トップクラスのコストパフォーマンス
初期¥50,000〜、月額¥30,000〜で導入可能。
- 高い信頼性
継続率97%、安心して長期利用できる実績。
- 幅広い業務自動化
折り返し予約、督促、アンケート、決済対応など多用途に適応。
- 業務プロセスの見える化
通話録音やレポート機能により効率的な運用と品質向上が可能。
注意点
- 料金体系が複雑
機能ごとに費用が異なるため、用途に応じたコスト計画が必須。
- オーダーメイド構築は追加費用発生
カスタマイズ時には納期やコスト増の可能性あり。
- 外部システム連携は要確認
他ツールとの連携範囲が明確でないため、事前確認が必要。
得意分野
- ✔ 督促連絡や支払い案内
- ✔ アンケート調査や顧客満足度調査
→ IVRベースで、定型業務や通知・調査など大量発信に強い。

特徴
- AIによるリアルタイム対話でアポ取得
商材や業界ごとに学習されたAIが自然な会話で相手に対応し、反応に応じて自動的にアポイントを獲得。
- 本物のような音声品質
抑揚・間・スピードを含めた自然な発話。録音ではなくAIが即時に生成する音声。
- 24時間365日稼働&大量架電
常時稼働でき、1日数千件の架電にも対応可能。
- リードを人間へ自動転送
見込みのある相手を営業担当へ即時引き継ぎ、アポ設定までスムーズに移行。
- 通話内容の自動記録&分析
通話を録音・テキスト化し、振り返りやAI改善に活用。
- 架電時間帯のコントロール機能
「平日10:00〜17:00のみ稼働」など、相手に配慮した架電制御が可能。
料金
料金プランは公式に公開されておらず、問い合わせベースでの案内となる可能性が高いです。
架電方法
- アウトバウンド自動架電
AIがリストに基づいて電話をかけ、会話をリード。
- リアルタイム応答と人への転送
興味を示した相手には営業担当へ即座に引き継ぎ。
- 通話内容の記録&テキスト化
会話を可視化し、改善サイクルを回す仕組みを提供。
メリット
- 営業効率の向上
1日数百件の応対が可能になり、人材の教育・採用・離職コストを削減。
- 営業負担の軽減
単純業務をAIが担うことで、営業担当は本質的な商談に集中可能。
- 品質向上とナレッジ蓄積
会話ログを分析してFAQや営業ノウハウを蓄積し、応答精度を改善。
注意点
- 受信者の印象への懸念
「迷惑に感じる」「断りたい」といった否定的な反応もあり、配慮が必要。
- 法的整備の未追従
AIによる架電に関するルールが整備途上であり、今後の規制動向に注意が必要。
得意分野
- ✔ 営業電話(セールス)
- ✔ イベントやセミナーの集客・リマインド
→ アポ取得特化。リアルタイム対話で即アポイント設定に強い。